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【コロナ禍に思う】オンライン指導に手応え フィットネスジム・レゾナンス(岡山市北区今)木村泰久代表(35)

木村泰久代表
木村泰久代表
 フィットネスジムを経営して3年になる。ジムはクラスター(感染者集団)の発生リスクが高い施設とされているのに加え、当ジムは高齢者や体が弱い人の機能回復を中心に取り組んでいることもあり、緊急事態宣言が全国に拡大される前の4月15日から営業自粛を続けている。

 収入源の会費が止まったが、テナント料や従業員の給与、既に契約している広告費といった固定支出が月に70万~80万円ある。宣言解除を受けて6月から、一対一での個別指導を皮切りに事業を順次再開する予定だ。国の持続化給付金なども活用しながらやりくりしていくが、第2波、第3波がどうなるかという不安は残る。

 一方で新たな取り組みへの手応えも感じている。自粛を決めたタイミングで、オンラインでの指導や講座を始めた。体の動かし方を正しく伝えられるか心配だったが、いざやってみればうまく進んだ。現在60人余りが利用しており、中には東京や愛知など岡山県外の人もいる。店舗だけでの営業では考えられなかったことだ。

 コロナ禍で人々の価値観や行動様式は変わった。将来の状況も予測できない。それでも「健康になりたい」という根本的なニーズは変わっていない。変化に合わせ、新しいやり方にシフトして乗り越えていく。

 従業員は3人で、1人は4月に入社したばかりの新人だ。経営者として彼らも守らなくては、と決意している。

コロナ禍に思う

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