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オンラインでファンと交流 岡山拠点のチーム、質問回答など

ユーチューブでファンらの質問に答える岡山リベッツの森薗(画像の一部は加工しています)
ユーチューブでファンらの質問に答える岡山リベッツの森薗(画像の一部は加工しています)
ユーチューブ上で変化球の投げ方を実演する平林金属クの松田
ユーチューブ上で変化球の投げ方を実演する平林金属クの松田
 岡山に拠点を置くトップチームが、オンラインでファンとの交流の輪を広げている。新型コロナウイルスの影響で直接触れ合う機会がなくなる中、動画投稿サイト「ユーチューブ」やビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用。選手がリアルタイムで質問に答えたり、技術を伝授したりと、これまでとはひと味違うアプローチで「距離」を縮めている。

 ユーチューブの専門チャンネルでライブ配信しているのは卓球Tリーグ男子の岡山リベッツ。

 「今季もよろしくお願いします」。4月27日の“出演”は、この日契約を更新したエース森薗。「家でどんなトレーニングをしていますか」というファンの書き込みを見つけると「サソリやカニの動きをまねするエクササイズにはまっています。皆さんにもお薦め」と即答。「岡山のイメージは」「どんな本を読む?」…。その後も次々と質問が寄せられ、やり取りは50分以上続いた。

 森薗のほかに主将の上田らも登場。動画や書き込みは常時閲覧できる。羽場社長は「家にいながらチームや選手を身近に感じてもらい、新規ファンの獲得にもつなげたい」と11月に開幕する3季目のリーグを見据える。

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のトライフープ岡山もユーチューブを利用し、同様の取り組みを実施。「選手の素顔やクラブの裏方の様子はもちろん、選手に“街ブラ”をさせるなど岡山の発信にもつながるものができれば」。そう語る比留木ゼネラルマネジャーは競技の枠を超え、サッカーJ2ファジアーノ岡山やバレーボールV1女子・岡山シーガルズの選手らをライブのゲストに招く構想も温める。

 現在リーグが中断中で2月中旬からファンサービスも中止しているファジアーノは選手個々の動きも活発だ。「普段はプレーで喜んでもらえるが、今はそれができない」とMF喜山は参加者を募ってズームで子どもたちと親睦を深め、選手会長のDF増田らはインスタグラム(写真共有アプリ)のライブ配信でサポーターの質問を受けている。

 「極意」を公開しているのは、ソフトボール男子の平林金属ク。4月中旬に開設したユーチューブの専門チャンネルでは昨年の世界選手権で準優勝した日本の大黒柱・松田らが視聴者のリクエストに応えてボールの握り方やステップ、守備や打撃のこつなどを惜しみなく伝えている。

 これまでにテーマ別に18本の動画をアップ。視聴回数が30万回を超えるものもあり、「競技の魅力を知ってもらい、試合に足を運ぶきっかけになってほしい」と松田。女子に比べて知名度で劣る男子ソフトの活性化も大きな目的だ。

 コロナ禍を機に広がる画面越しの交流。選手とファンを結び付ける新しいスタイルとして今後も浸透していきそうだ。

リベッツ

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