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倉敷市長選、伊東氏が4選 投票率は県内首長選で過去最低

4選を果たし、支持者から花束を贈られる伊東香織氏=午後9時42分、倉敷市老松町の選挙事務所
4選を果たし、支持者から花束を贈られる伊東香織氏=午後9時42分、倉敷市老松町の選挙事務所
 任期満了に伴う倉敷市長選は26日投票され、即日開票の結果、無所属現職の伊東香織氏(53)が、NHKから国民を守る党新人の越智寛之氏(45)を大差で制し、4選を果たした。

 真備町地区など地域に大きな被害をもたらした2018年7月の西日本豪雨後、初めての市長選。豪雨からの復旧・復興を最大の争点に、3期12年間の伊東市政に対する評価などが問われた。

 伊東氏は選挙戦で、公共施設の復旧や治水対策、生活再建など真備の復興を「おおむね着実に進んでいる」とし、取り組みの継続と市全域に防災への備えを広げることを主張。子育て支援の充実や健康長寿のまちづくりなども公約に掲げ、「将来に向かい持続可能で誇れる地域にしていく」と訴えた。自民、公明、国民民主、社民、立憲民主県連、日本維新の会県支部組織が伊東氏を推薦した。

 当選確実が伝えられ、伊東氏は「真備の復興をさらに進め、倉敷市全体を魅力あふれるまちにしていきたい」と抱負を述べた。

 越智氏は党の公約でもあるNHKの集金規制をはじめ、真備の道路整備や市民に身近な市政の実現などを訴えたが、及ばなかった。

 戦いの構図が固まったのが告示直前だったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で集会などを自粛する動きが広がり、ムードは高まらなかった。投票率は25・65%で16年の前回選挙から11・54ポイント下がり、岡山県内の首長選で過去最低となった。

 当日有権者数は39万619人(男18万8382人、女20万2237人)。

 伊東 香織氏(いとう・かおり)1990年郵政省(現総務省)入り。2003年から07年まで倉敷市に出向し、総務局長、収入役を務めた。総務省室長を経て、08年の市長選で初当選した。東京大卒。稲荷町。

◇開票結果◇
=選管最終=

当93388 伊東 香織 53無現(4)
  5227 越智 寛之 45N新
(無効1592)

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