【恋愛・健康】十二支守護石像(岡山市、龍泉寺) (じゅうにししゅごせきぞう)
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かわいい十二支に触れて 動物それぞれに御利益
みこしが滝に打たれる夏季大祭「お滝祭り」や、八大龍王を御神体として祭る広大な「龍王池」で知られる龍泉寺(岡山市北区下足守)。2019年末に、十二支をかたどった愛らしい石像が勢ぞろいし、新たな名物として参拝者の心を和ませている。
石像はそれぞれ約60~70センチで、御利益が書かれた台座の上に置いた。今年の干支(えと)であるウシは、「栄養の源である牛の乳房に触れる事で健康で長生きする活力と気力が得られます」。「かわいい」と参拝者に特に人気なのはネズミ。親ネズミが両脇に抱える子ネズミを撫でると「子孫繁栄と財を蓄える行動力」がもたらされるそうだ。ウサギは「縁結び」、ヘビは「富と繁栄」に効果がある。
石像のデザインは、阪本昌護住職の次女でイラストレーターの菅原恭子さん=札幌市在住=が手掛けた。子どもにも楽しんでもらいたいと、十二支を柔らかな雰囲気にデフォルメ。「優しい笑顔」をポイントにした。ヒツジやイヌとは“ハイタッチ”できるよう、前足を上げた遊び心も好評だ。
石像は、同寺を再興した承進院日護聖人が22年に生誕200年を迎えるのを記念して住職の妻・保美さんが発案。14年から年に1、2体ずつ作り、今では12体が日護聖人像をぐるりと囲んでいる。
自分やその年の干支、御利益に応じて幅広い世代の人が触りに訪れる。保美さんは「参拝者に喜んでもらえてうれしい。コロナ禍だが、お散歩がてら気軽に祈願を」と呼び掛けている。
お店・施設情報
住所 岡山市北区下足守900 問い合わせ 086‐295‐0130 WEB ⇒ホームページを見る アクセス 岡山自動車道総社ICから車で10分 駐車場 約50台
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