【健康】サムハラ神社(津山市) (さむはらじんじゃ)
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神様に呼ばれた人だけ行ける 災厄除けに効果
津山市加茂町中原の日詰山(標高359メートル)の山中にひっそりと建つ「サムハラ神社」。数年前からネットで「神様に呼ばれた人だけが行ける」という意味深なフレーズで騒がれ、参拝者が急増。パワースポットとして全国的に知られるようになった。
金刀比羅神社の敷地内にあり、加茂町出身の実業家が戦争から生還できたのは、「サムハラ」の文字が記された護符を身に着けていたからと信じ、社を建てて祭ったのが始まりという。「サムハラ」は災厄除けの力があるとされる、神字と呼ばれる摩訶不思議な4文字だ。
社を建てた実業家が後に大阪市で財をなし、同市にもサムハラ神社を建立。厄除けに絶大なご利益があるとされ、特にお守り指輪は入手困難とSNSで話題になり人気に火がついた。日詰山のサムハラ神社はいわば“元祖”であり、奥の宮という位置付け。話題になり始めたころは、案内板もなく、ナビやグーグルマップにも表示されていなかったため、「神様に呼ばれないとたどり着けない」とうわさされるようになったという。
「テニスの大会で優勝した」「お参りしたとたん仕事が舞い込んだ」―。平日にもかかわらず、参拝者は絶えず、常連も多い。行楽シーズンの週末や毎月1日の「朔日参り」は特に多く、サムハラ神社奥の宮の総代長原田章充さんは「地元の人ですら知らない場所だった。東京から毎月訪れる人もいて本当にびっくり」と、とまどう人気ぶり。
奥の宮から金刀比羅神社の前を通り、100メートルほど山道を進むと、現在の社を移す前にあった「奥殿」がある。よりパワーを感じるという人も多い。
お店・施設情報
住所 津山市加茂町中原900-3 アクセス 岡山市中心部から約2時間、津山市中心部から約30分。津山ICを過ぎ、旧加茂町方面に向かうJR因美線沿いの県道を北上。ローソン津山加茂町店を目印に加茂川を渡り、同町スポーツセンターを目指して進むと、途中に「サムハラ神社 1キロ」の看板がある 駐車場 約10台(金刀比羅神社と共用) インフォメーション 社務所はない。参拝者が多く見込まれる日に神社のあずまやでお守りの授与があるかも?
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