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大小28の塩飽諸島の中心島で、周囲16・4キロ、面積6・74平方キロメートル。人口約300人(2019年1月1日現在)。
豊臣秀吉から徳川慶喜の代まで天領だったものの、島民に自治権が与えられた珍しい島。幕府の資材や要人を運んだりする御用船方として仕え、塩飽水軍の船の技術や操りは全国に名をはせた。島民が統治した政所「塩飽勤番所」が今も残り、秀吉らからの朱印状などが展示されている。
港から約2キロの笠島地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、白壁や格子窓の町並みが残っている。
お店・施設情報
【 交通 】 <岡山から>
児島観光港から定期船で約20分。通常は1日4往復だが、秋会期中は6往復になる。片道大人650円(10月1日~)
<島内>
本島港から島内を回るコミュニティバスは1日5便運行。港近くの待合所にレンタサイクルあり
<島外>
丸亀港から1日8往復の定期船があり、秋会期中は10往復に増便される。片道大人560円(10月1日~)。牛島経由便もある。このほか秋会期中に限り、本島と高見島を結ぶ高速艇が1日6往復運航される【 施設 】 <買い物>
島内に4軒の商店がある。自動販売機は点在。スーパーやコンビニはない
<食事スポット>
パン屋、カフェ、茶房など5軒
<宿泊>
民宿が4軒【 その他 】 <お土産>
特になし
<問い合わせ先>
本島市民センター(0877-27-3222)、丸亀市文化課(0877-24-8822)
HP:丸亀市のページ【 会期 】 <時期>
秋
<主な見どころ>
網元の家であった築100年を超える古民家を舞台にした「海境」は、本島周辺ならではの複雑な潮流を再現。隙間風や人の動きによって動くスモークにレーザーを当て流動的な水面を表現する【 作品 】 <前回から継続>
石井章「Vertrek『出航』」、川口豊・内藤香織「シーボルトガーデン」、村尾かずこ「漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト」、斎藤正×続・塩飽大工衆「善根湯×版築プロジェクト」、五十嵐靖晃「そらあみ<島巡り>」、真壁陸二「咸臨の家」、古郡弘「産屋から、殯屋から」、ツェ・スーメイ「Moony Tunes」、アレクサンドル・ポノマリョフ「水の下の空」
<今回初>
ピナリー・サンピタック「笠島-黒と赤の家」、ラックス・メディア・コレクティブ「恋の道」、アリシア・クヴァーデ「レボリューション/ワールドラインズ」、中村厚子「海境」