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どぶろくの仕込み本格化 新見・船川八幡宮

船川八幡宮で本格的に始まったどぶろくの仕込み
船川八幡宮で本格的に始まったどぶろくの仕込み
 新見市新見の船川八幡宮で18日、400年以上の伝統を持つどぶろくの仕込み(市重要無形民俗文化財)が本格的に始まった。10月15日に市内で繰り広げられる御神幸武器行列(土下座まつり)などで参拝客に振る舞われる。

 3日夜の局地的豪雨で浸水被害に遭った氏子もおり、作業開始前に木山運嗣(ときつぐ)宮司(57)らが「被災された方々の復旧・復興を願う」と祝詞を奏上。白衣姿の酒造管理者が、事前に仕込んだ酒母や市内産の蒸し米、水などをタンクに入れてかいでかき混ぜると、部屋中に甘酸っぱい香りが広がった。

 今後、さらにこうじ米や水などを加え、約280リットルを醸造する。木山宮司の長女で禰宜(ねぎ)として作業に携わる知香さん(23)は「長く続く伝統行事の開催が、復興への原動力になってほしい」と話した。

 同八幡宮によると、どぶろく造りは室町時代末期に始まったとされ、国税局からお神酒の醸造許可を受けた神社は全国でも珍しいという。

(2019年09月18日 20時49分 更新)

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