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石を持ち上げ力比べ「力石総社」 県内外200人が記録に挑戦

歯を食いしばって横綱力石を持ち上げる参加者
歯を食いしばって横綱力石を持ち上げる参加者
 重量級の石を持ち上げて力比べをする恒例行事「力石総社」が25日、総社市総社の総社宮であり、子どもからお年寄りまで岡山県内外の力自慢約200人が記録に挑んだ。

 境内に1貫(3・75キロ)から横綱力石(180キロ)まで23種類の石を用意。巻き付けたひもを持ち、地面から10センチ以上、10秒間上がれば成功で、より重い石へ進むルールで男女別に行った。参加者は家族や友人の声援を受けて歯を食いしばり、顔を真っ赤にしながら力を振り絞った。

 男性は、横綱力石まで到達した10人で決勝戦を展開。持ち上げた時間の長さを競い、奈良県明日香村の公務員杉本勝宏さん(55)が4年連続11回目の優勝を果たした。女性は32貫(120キロ)を唯一10秒間持ち上げた総社市長良の自営業光畑明美さん(38)が2年ぶり14回目の栄冠を手にした。

 杉本さんは6月に左脚を骨折し、直前まで松葉づえ生活だったといい「けがを乗り越えて結果を出せた充実感はひとしお」。大学時代にウエートリフティング部だった光畑さんは長女(1)を抱き「母親の勇姿を見せられて良かった」と笑顔を見せた。

 巡業に訪れた力士が江戸時代末期奉納の力石で力比べをしたとの言い伝えを基に1994年から毎年開き、26回目。

(2019年08月25日 21時36分 更新)

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