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勇壮な海上絵巻「観光鯛網」 福山・鞆の浦で26日まで

伝統の「しばり網漁法」でマダイを追い込む漁師たち。海上に威勢の良い掛け声が響く
伝統の「しばり網漁法」でマダイを追い込む漁師たち。海上に威勢の良い掛け声が響く
網から桜色に輝くマダイをすくう漁師
網から桜色に輝くマダイをすくう漁師
「動いている」。取れたてのマダイに子どもも興味津々
「動いている」。取れたてのマダイに子どもも興味津々
4月28日から始まった観光鯛網。仙酔島での開幕式では鞆町の伝統芸能「アイヤ節」も披露された
4月28日から始まった観光鯛網。仙酔島での開幕式では鞆町の伝統芸能「アイヤ節」も披露された
 万葉集に詠まれた福山市の景勝地・鞆の浦で今年も初夏の風物詩「観光鯛網(たいあみ)」が勇壮に繰り広げられている。大勢の観光客が江戸期から伝わるとされる「しばり網漁法」(市無形民俗文化財)を見物し、伝統の“海上絵巻”を楽しんでいる。26日まで。

 青地に赤で「大漁」と書かれたそろいの法被をまとった漁師約40人が漁船に乗り込み、鞆町沖の仙酔島を出港。沖合に着くと親船2隻が左右に分かれて網(長さ1500メートル、幅100メートル)を投入し、巧みな操船でマダイの群れを追い込む。

 海上には「ヨーイヤサンジャー」などと漁師の威勢の良い掛け声が響き、観覧船の観光客がその勇姿に見入っている。引き揚げた網の中からピンク色のマダイが姿を見せると次々と親船へ移り、写真を撮ったり、買い求めたりしている。

 期間中は毎日開催(雨天決行だが荒天の場合は中止)。料金は高校生以上2800円、小中学生1400円。問い合わせは福山観光コンベンション協会(084―926―2649)。

(2019年05月06日 14時56分 更新)

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