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「宗堂桜」ピンクの花ふっくら 岡山・瀬戸、10日ごろまで見頃

見頃を迎えた宗堂桜
見頃を迎えた宗堂桜
見頃を迎えた宗堂桜
見頃を迎えた宗堂桜
 遅咲きの桜として知られる「宗堂桜」が、岡山市東区瀬戸町宗堂の妙泉寺跡一帯で見頃を迎えている。昼間は汗ばむほどの陽気が続く中、ピンク色の花がふっくらと咲く姿に、訪れた人が見入っている。

 八重桜の一種で、約60枚ある花びらのうち、中心部に咲く約20枚が内側に反転し、膨らんだ形に見えるのが特徴。寺跡や周辺に約70本あり、うち2本が県天然記念物に指定されている。地元では、江戸時代に同寺の住職が殺された悲しみから、桜の花びらが開ききらなくなった、との言い伝えが残る。

 住民によると、今年は3月末にほころび始めた。木によって差があり天候にもよるが、見頃は10日ごろまでという。

 同市東区、会社員男性(28)は「丸い形に咲く様子がきれいですね」と話していた。

(2023年04月04日 16時41分 更新)

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