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色づく宇甘渓「赤橋」闇に浮かぶ 吉備中央、渓谷ライトアップ

ライトアップされた宇甘渓の赤橋周辺
ライトアップされた宇甘渓の赤橋周辺
 本格的な紅葉シーズンに合わせ、岡山県吉備中央町下加茂の景勝地・宇甘渓(うかんけい)で、恒例のライトアップが行われている。シンボルの「赤橋」をはじめ、赤や黄色にうっすら染まった木々が暗闇に浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出している。27日まで。

 宇甘渓は岡山市との境近くにあり、県道沿い約1キロにわたってカエデやモミジが茂る人気の観光スポットとして知られる。

 ライトアップは秋の風物詩となっており、町が旭川の支流・宇甘川に架かる赤橋(長さ約50メートル)に電球約500個をツリー状にちりばめた。やわらかな電球の光と、スポットライトで照らされた周辺の木々はそのまま川面に映り込む。訪れた観光客らは思い思いにたたずみ、渓谷の深まる風情を堪能している。点灯は午後5時から同9時まで。

 同町は「紅葉の色づきは例年並みで、今月中旬が見頃。昼と夜で変わる景観を楽しんでもらいたい」としている。

(2022年11月15日 16時07分 更新)

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