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西大寺会陽へ宝木に福込める 観音院で「修正会」始まる
国重要無形民俗文化財の西大寺会陽(19日)で投下される宝木(しんぎ)に福を込める「修正会(しゅしょうえ)」が6日、会場となる西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で始まった。
観音院の坪井綾広住職(45)ら計9人が宝木を納めた本堂の千手観音菩薩(ぼさつ)像の前で約30分間読経。ろうそくの火がともされた薄明かりの堂内に、経を読み上げる低く太い声と鈴(りん)の音が響いた。
修正会は毎日営まれ、結願(けちがん)となる19日午後10時に本堂で宝木が祝い主に投下される。新型コロナウイルス対策のため無観客で行い、福男も選ばない。坪井住職は「コロナ禍で苦しんでいる人たちを救っていただけるよう祈り続ける」と話した。
この日は、まわしやさらしを手に境内を練り歩いて邪気を鎮める「地押し修行」も始まり、地域住民らが参加した。18日まで続けられる。
観音院の坪井綾広住職(45)ら計9人が宝木を納めた本堂の千手観音菩薩(ぼさつ)像の前で約30分間読経。ろうそくの火がともされた薄明かりの堂内に、経を読み上げる低く太い声と鈴(りん)の音が響いた。
修正会は毎日営まれ、結願(けちがん)となる19日午後10時に本堂で宝木が祝い主に投下される。新型コロナウイルス対策のため無観客で行い、福男も選ばない。坪井住職は「コロナ禍で苦しんでいる人たちを救っていただけるよう祈り続ける」と話した。
この日は、まわしやさらしを手に境内を練り歩いて邪気を鎮める「地押し修行」も始まり、地域住民らが参加した。18日まで続けられる。
(2022年02月06日 17時29分 更新)
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