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津山の牛肉食文化 海外にPRへ 農水省「発信地域」に県内初認定
津山市観光協会(同市山下)は13日、同市独特の牛肉食文化や和牛を発信する事業が農林水産省の「農泊 食文化海外発信地域」に認定されたと発表した。同地域の認定は岡山県内で初めて。同省などのPRサイトで紹介され、外国人誘客に向けた国の支援が受けられる。
同市は古くから牛馬の流通で栄え、干し肉、煮こごり、骨周りから削り取った肉を使う「そずり鍋」、ホルモンの一種「ヨメナカセ」といった牛肉料理が親しまれている。近年は津山ホルモンうどんが全国区となり、「つやま和牛」のブランド化も進めている。
認定は農泊を推進しながら、食や食文化で海外旅行客を呼び込む取り組みが対象。同協会は官民が連携した観光地域づくり法人「津山DMO」として「日本の牛肉文化の聖地 つやま」の料理や和牛をアピールし、誘客や農業振興を目指す事業を計画しており、その内容が評価された。
認定地域は、国の統一ブランド「SAVOR(セイバー)(味わう・楽しむ) JAPAN」を使ってPRできるほか、国などがホームページや会員制交流サイト(SNS)で情報発信する。海外旅行業者との商談会出展など各種支援も受けられる。認定期間は5年間で更新もできる。
同協会の古川秀紀・DMO統括マネージャーは「岡山のグルメと言えば『つやまの牛肉』と海外で幅広く認識されるよう取り組みたい」と話している。
認定制度は2016年度に創設。津山市を含め全国で37地域が選ばれている。
同市は古くから牛馬の流通で栄え、干し肉、煮こごり、骨周りから削り取った肉を使う「そずり鍋」、ホルモンの一種「ヨメナカセ」といった牛肉料理が親しまれている。近年は津山ホルモンうどんが全国区となり、「つやま和牛」のブランド化も進めている。
認定は農泊を推進しながら、食や食文化で海外旅行客を呼び込む取り組みが対象。同協会は官民が連携した観光地域づくり法人「津山DMO」として「日本の牛肉文化の聖地 つやま」の料理や和牛をアピールし、誘客や農業振興を目指す事業を計画しており、その内容が評価された。
認定地域は、国の統一ブランド「SAVOR(セイバー)(味わう・楽しむ) JAPAN」を使ってPRできるほか、国などがホームページや会員制交流サイト(SNS)で情報発信する。海外旅行業者との商談会出展など各種支援も受けられる。認定期間は5年間で更新もできる。
同協会の古川秀紀・DMO統括マネージャーは「岡山のグルメと言えば『つやまの牛肉』と海外で幅広く認識されるよう取り組みたい」と話している。
認定制度は2016年度に創設。津山市を含め全国で37地域が選ばれている。
(2022年01月13日 20時42分 更新)
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