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吉備津神社で「矢立の神事」 白羽の矢放ち邪気払う
岡山市北区吉備津の吉備津神社で3日、白羽の矢を四方に放って邪気を払う「矢立の神事」が行われ、初詣客が疫病退散や五穀豊穣(ほうじょう)を願いながら厳かな伝統行事を見守った。
藤井崇行宮司が、祭神・吉備津彦命(きびつひこのみこと)が矢を置いたとされる「矢置岩」に7本の矢を並べた後、侍や山伏に扮(ふん)した県弓道連盟の射手6人が1本ずつ手に取り「やー」の掛け声とともに空へ。残る1本は本殿に奉納した。
初めて見たという同市中区の団体職員(42)は「弓が放たれた瞬間の迫力と、神事の神聖な雰囲気に感動した。今年こそ新型コロナウイルスが収束し、健康に過ごしたい」と話していた。
神事は吉備津彦命が鬼神「温羅(うら)」を弓矢で退治した伝説に由来し、毎年この日に行われている。
藤井崇行宮司が、祭神・吉備津彦命(きびつひこのみこと)が矢を置いたとされる「矢置岩」に7本の矢を並べた後、侍や山伏に扮(ふん)した県弓道連盟の射手6人が1本ずつ手に取り「やー」の掛け声とともに空へ。残る1本は本殿に奉納した。
初めて見たという同市中区の団体職員(42)は「弓が放たれた瞬間の迫力と、神事の神聖な雰囲気に感動した。今年こそ新型コロナウイルスが収束し、健康に過ごしたい」と話していた。
神事は吉備津彦命が鬼神「温羅(うら)」を弓矢で退治した伝説に由来し、毎年この日に行われている。
(2022年01月03日 18時36分 更新)
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