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力強い寅 イグサの大型飾り登場 早島の鶴崎神社、コロナ退散願う
来年の干支・寅(とら)にちなみ、岡山県早島町の伝統産品イグサを使ったトラの大型飾りが同町早島の鶴崎神社にお目見えした。たくましく躍動感あふれる姿で、初詣客らを迎える。
飾りは高さ1・5メートル、幅3・4メートル。太田浩司宮司が畳表業者から譲り受けた端材のイグサで、1カ月かけて制作した。トラの特徴をとらえようと、口を大きく開き牙をむいた様子を造形。色染めしたイグサで体のしま模様も表現している。
太田宮司は「新型コロナウイルス禍を乗り切りたいという思いから、力強さを意識して制作した。“巣ごもり”が続く中だが、参拝者に見てもらい正月気分を味わってほしい」と話している。
展示は来年2月3日まで。31日(午後11時半~夜明け)と正月三が日(日没~午後9時)はライトアップも行う。
同神社での干支の大型飾りの展示は新春の恒例行事。以前のジャンボ折り紙が十二支を一巡したため、2014年の午(うま)からはイグサの大型飾りを手掛けている。
飾りは高さ1・5メートル、幅3・4メートル。太田浩司宮司が畳表業者から譲り受けた端材のイグサで、1カ月かけて制作した。トラの特徴をとらえようと、口を大きく開き牙をむいた様子を造形。色染めしたイグサで体のしま模様も表現している。
太田宮司は「新型コロナウイルス禍を乗り切りたいという思いから、力強さを意識して制作した。“巣ごもり”が続く中だが、参拝者に見てもらい正月気分を味わってほしい」と話している。
展示は来年2月3日まで。31日(午後11時半~夜明け)と正月三が日(日没~午後9時)はライトアップも行う。
同神社での干支の大型飾りの展示は新春の恒例行事。以前のジャンボ折り紙が十二支を一巡したため、2014年の午(うま)からはイグサの大型飾りを手掛けている。
(2021年12月28日 16時27分 更新)
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