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寺院

修験道総本山 御庵室 五流尊瀧院(しゅげんどうそうほんざん ごあんしつ ごりゅうそんりゅういん)

本殿から少し離れた所にある三重塔。すぐ近くに国の重要文化財の後鳥羽上皇御影塔がある
本殿から少し離れた所にある三重塔。すぐ近くに国の重要文化財の後鳥羽上皇御影塔がある
修験道総本山 御庵室 五流尊瀧院(しゅげんどうそうほんざん ごあんしつ ごりゅうそんりゅういん)
五流山伏の総本山
五流山伏の総本山
冷泉宮頼仁親王御陵墓
冷泉宮頼仁親王御陵墓
1300年余の伝統を今に伝える、修験道総本山

 今から約1300年あまり前、修験道の祖・役行者が霊夢の導きにより児島に上陸し、ご神体を安置して新熊野三山を開き、その高弟5人が尊瀧院、太法院など5つの寺院を設けたのが五流の始まり。今なお正統修験の総本山だ。1221(承久3)年の承久の乱で配流された後鳥羽上皇の皇子、桜井宮覚仁法親王が新熊野検校を兼ね下向され、続いて冷泉宮頼仁親王がこの地に庵を設け、五流尊瀧院の住職になられたという。後鳥羽上皇の遺骨を納めた石造宝塔は国指定重要文化財だ。

ご案内

住所/〒710-0142 倉敷市林952
TEL/086-485-0027
交通/瀬戸中央自動車道・水島ICから車で5分。JR瀬戸大橋線・木見駅から徒歩15分
宗派/修験道
ご本尊/役行者、不動明王、十二社権現、地蔵菩薩、稲荷大明神、荒神、庚申、天満宮、高徳社 ほか
開山/701(大宝元)年
ご利益等/病気平癒、諸願成就、厄除け
代表的寺宝/石造宝塔(後鳥羽上皇御影塔、1240年、国指定重要文化財)、三重塔(1820年、県指定重要文化財)、梵鐘(1457年、県指定重要文化財)、鐘楼(県指定重要文化財)、木造十一面観音立像(鎌倉時代以降、県指定重要文化財) ほか

年間行事

旧暦正月23日/お日待大祭
5月第4日曜日/地蔵大祭
6月25日/頼仁親王祭
8月4・5日/大峯修行
10月4・5日/大権現大祭

【ここも! 見どころ発見】

大久保利通公の馬車

 同院には、明治維新の中心人物だった大久保利通公が1878(明治11)年、東京紀尾井坂で暗殺された時に乗っていた馬車が所蔵されている。英国製のもので、大久保家から永代供養のために寄進されたという(見学の場合は事前に要連絡)。

(2019年06月21日 08時25分 更新)

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