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高梁川で新たな治水対策事業 20年度予算配分 岡山県が着手へ

高梁川で新たな治水対策事業 20年度予算配分 岡山県が着手へ
 岡山県は31日、国土交通省が公表した2020年度予算配分で、西日本豪雨で被災した高梁川(総社市)の堤防整備などが緊急治水対策事業に採択されたことを受け、同年度から新たに決壊地点の上流部(3・2キロ)の事業に着手すると発表した。

 対象区間は総社市日羽―下倉で、新たに堤防を築くほか、川底の掘削などを集中的に進める。総事業費は約39億円。国が半額を負担し25年度の完了を目指す。20年度は2億円が計上され、測量設計に着手するとともに掘削も行う予定。

 同区間では豪雨時に床上・床下浸水が313棟に上った。特別養護老人ホームやJR美袋駅なども被害を受けたことから、県は優先度が高いとして、国が19年度に創設した「浸水対策重点地域緊急事業」に採択するように求めていた。

 決壊した2カ所を含む下流部約5キロについては、国の事業や県独自の取り組みとして堤防のかさ上げなどに既に着手している。

(2020年03月31日 21時27分 更新)

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