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「福山ばら祭」規模縮小 コロナ考慮 会場動画をネット配信

規模縮小が決まった福山ばら祭の方向性を説明する貝原企画実行委員長
規模縮小が決まった福山ばら祭の方向性を説明する貝原企画実行委員長
 福山市最大のイベント「福山ばら祭」を主催する福山祭委員会(市や福山青年会議所などで構成)は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月16、17日に開催予定の今年の祭を、日程を含め規模を大幅に縮小して実施すると発表した。1968年の第1回以来、規模縮小は初めて。

 福山祭委員会の貝原大和・企画実行委員長が市政記者クラブで会見した。

 例年2日間の日程は、5月17日のみで調整する方向。祭の前を含め、ばら公園(花園町)での切りばら展覧会、JR福山駅に設置するバラのオブジェ、ばら公園の夜間ライトアップなど、感染リスクの低い行事は実施する。同公園や緑町公園などは自由に立ち入り散策を楽しめる。

 また家に居ながらでも雰囲気を味わえるよう、インターネットやラジオの活用を検討。花に彩られた同公園のインターネット動画配信や実況放送で雰囲気を体感してもらう。

 一方、人混みが生じて感染の危険が伴う行事は軒並み中止する。メイン行事のローズパレード、多くの飲食のテントが軒を連ねる「ぶちうま広場」、毎年人気の「ふくやま大道芸」などは実施しない。

 祭は今年で53回目。ばら公園や緑町公園(緑町)など市中心部を会場に、昨年は過去最多の約86万人の人出があった。

 貝原委員長は「規模縮小を悲観せず、来年、再来年により良いばら祭にするための最善の選択をすることを心掛けた」と述べた。

(2020年03月31日 20時22分 更新)

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