山陽新聞デジタル|さんデジ

「鈴緒」やひしゃく撤去の動き 県内神社で接触感染リスク警戒

新型コロナウイルスの接触感染を防ぐため、使用禁止にした「鈴緒」=倉敷市の熊野神社
新型コロナウイルスの接触感染を防ぐため、使用禁止にした「鈴緒」=倉敷市の熊野神社
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、岡山県内の神社で参拝者が鈴を鳴らす「鈴緒」の使用を控える所が出てきた。手を清める手水舎のひしゃくも撤去するなど、接触感染のリスク低減に躍起だ。

 熊野神社(倉敷市林)では今月から2本の鈴緒を縄でくくって振れないようにし、中旬には手水舎のひしゃくも使用中止に。最近は体の部位別の健康などを願う50種類のお守りが人気で「県外からの参拝者も多く、念には念を入れた」と佐藤みつゆき宮司(74)は話す。

 公園に隣接する岡南神社(岡山市南区あけぼの町)でも2月末、「不特定多数の人が触る」として本間裕康宮司(59)が拝殿の鈴緒を取り外した。社務所にはアルコール消毒液を置いている。

 通常とは異なる参拝法が気になるが、佐藤宮司は「どんな人も受け入れる熊野信仰を大切にしており、大事なのは心」と強調。本間宮司も「二礼二拍手一礼の作法を守ればよい。鈴を鳴らさなくても神様には気付いてもらえる」と語る。

 このほか、吉備津彦神社(同北区一宮)は朱印帳の記帳受け渡しを休止し、書き置きしたものを配っている。

(2020年03月29日 17時52分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ