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知事、県民に冷静な対応求める 感染はコントロールされた状況

新型コロナウイルスの感染拡大防止について記者団からの質問に答える伊原木知事
新型コロナウイルスの感染拡大防止について記者団からの質問に答える伊原木知事
 岡山県内で2人目の新型コロナウイルスの感染者が確認された。検査で陽性だった同県里庄町の50代男性は今月、フィリピンに10日間滞在。県は初の事例となった岡山市の女性と同じく海外で感染した可能性が高いとみており、伊原木隆太知事は「感染の広がりはまだコントロールされた状況だ」として、県民に冷静な対応を求めた。

 県庁で開かれた対策本部会議後、報道陣の取材に応じた伊原木知事は「感染を点から線、面に広げないようにしたい」と強調。男性の濃厚接触者とされる家族については「できるだけ早く検査を実施する」とし、市中感染の防止に向けた調査を徹底する考えを明らかにした。

 男性が味覚や嗅覚の異常を訴えていることなどから、知事は症状の特徴が見えてきたとの認識を示し、「(熱がなくても)条件が重なったときは相談センターに連絡してほしい」と述べた。

 一方、里庄町でも加藤泰久町長が役場で記者会見。「感染拡大を防ぐため、町民一人一人が手洗いやうがい、人が集まる場所を避けるといった予防策を徹底し、落ち着いた行動をしてほしい」と呼び掛けた。

 同町は、新型コロナウイルスの影響で利用を休止していた約20カ所の町施設を4月1日から再開する予定だったが、当面は閉鎖を続けることを決定。近く町民に文書を配り、町方針の周知と感染防止策の徹底を図る。

(2020年03月27日 21時46分 更新)

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