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「関東、関西方面へ往来自粛を」 新型コロナ対策本部で知事要請

関東などへの移動自粛要請を確認した県対策本部の会議
関東などへの移動自粛要請を確認した県対策本部の会議
 岡山県内2人目の新型コロナウイルス感染者が確認されたことなどを受け、感染拡大に備える県の対策本部が27日、県庁で開かれた。伊原木隆太知事は、東京での感染者急増などから「今週末は関東、関西方面への不要不急の往来自粛をお願いしたい」と要請し、県民に理解を求めた。また、行動自粛といった対策を取らなかった場合に予想される県内の入院患者が、ピーク時で3472人に上るとの試算も明らかにされた。

 会議では中谷祐貴子保健福祉部長が、県内患者数の試算を示し、「(ピーク時には)重症者が65歳以上を中心に116人になる」と述べた。県ではこれまで、感染者の早期発見と隔離に重点を置いてきたが、感染者数の増加に伴って入院やウイルス検査を重症者優先にする必要があるとしていた。そのため、県内で入院病床を114床確保したことも報告した。

 伊原木知事はこの日、県内2人目の感染者が確認されたことなどから「新たな感染者がいつ確認されてもおかしくない状況」とし、「一人一人が気を緩めることなく感染防止に向けた行動を取ることが重要だ」と警鐘を鳴らした。

 対策本部は、改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づいて、これまでの組織を引き継ぐ形で設置された。会議には知事部局などの幹部約20人に加え、岡山、倉敷両市の保健福祉局長も出席した。

(2020年03月27日 20時47分 更新)

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