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瀬戸大橋の通年点灯、当面見送り 関係者の合意取れておらず

ライトアップされた瀬戸大橋
ライトアップされた瀬戸大橋
 本州四国連絡高速道路(神戸市)は25日、4月から始めることにしていた瀬戸大橋の通年点灯を当面見送ると発表した。関係者の合意を取れていなかったためで、協議を行う必要が生じたという。従来通り週末や祝日はライトアップする。

 本四高速によると、瀬戸大橋の点灯を巡っては昨年9月、岡山、香川県を含む3者で観光や商工、漁業などの関係者から課題を聞くヒアリングを実施。一般公募者も招いたワークショップも行い、合意形成を図ることができたと判断していた。

 しかし、香川県の複数の漁業団体が今月中旬、「通年点灯について合意形成ができていない」と同社に指摘。調査の結果、これらの団体へのヒアリングが不十分で、ワークショップにも参加していなかったことが分かった。

 同社は「通年点灯は地域活性化が目的であり、関係者の合意はできる限り図りたい。環境が整い次第、漁業団体との協議をスタートさせ、合意後に通年点灯を実施したい」としている。

 通年点灯は初の試みで19年度の136日から大幅に拡大。クールアース・デーの7月7日を除く364日とする予定だった。

(2020年03月25日 20時18分 更新)

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