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備前焼茶道具の優品、ファン魅了 県立博物館の特別展31日まで

備前焼の茶道具の優品に見入るファンら
備前焼の茶道具の優品に見入るファンら
 岡山県立博物館(岡山市北区後楽園)で開催中の特別展「備前のある場所」(山陽新聞社共催)の会期は31日まで。24日も熱心な陶芸ファンらが訪れ、備前焼の茶道具を取り合わせで見せるユニークな展示を楽しんでいた。

 茶の湯がブームとなった桃山期前後の備前をはじめ、瀬戸、美濃、唐津などの水指や茶入れ、茶わんなど約100点を展示。重厚な備前の水指で、モダンな絵付けの志野茶わん、格式高い唐物の茶入れを引き立てるなど、茶会記などを参考に組み合わせ、往事の茶席の雰囲気を浮かび上がらせている。

 入館者は、茶の湯を大成した千利休が持っていたとされる茶入れなど優品が織り成す調和や対比、意外性を心ゆくまで鑑賞。岡山市北区の女性(73)は「素朴な備前焼はどんな器ともうまく溶け込み、他の良さを引き立てていますね」と感心していた。

(2020年03月24日 23時01分 更新)

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