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登録有形文化財に旧倉敷市庁舎 文化審答申 モダニズム建築の好例

登録有形文化財に答申された旧倉敷市庁舎
登録有形文化財に答申された旧倉敷市庁舎
 文化審議会が文部科学相に19日答申した登録有形文化財に、岡山県内の建造物では、旧倉敷市庁舎(同市中央)が選ばれた。モダニズム建築の好例として、造形の規範となっていることが評価された。

 旧倉敷市庁舎は鉄筋コンクリート地上3階地下1階の延べ6825平方メートルで、1960年に完成。世界的建築家・丹下健三氏(1913~2005年)が設計を手掛けた。

 コンクリート打ちっ放しの外壁が特徴で、約20メートルの梁が横に掛け渡されている。建物南側は湾曲したひさしが目を引き、エントランスの吹き抜け空間は高さ10メートルを超える。

 1980年に現在の市庁舎に移転した後、83年に倉敷市立美術館として開館。同館は「国内外から建築家が視察に訪れるなど、モダンな建築が美術館のシンボルとなっている。改めて評価されて喜ばしい」としている。

 答申通りに認められれば、県内では101カ所332件目の登録有形文化財となる。

(2020年03月20日 07時20分 更新)

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