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城東台・草ケ部地区で試験運行へ デマンドタクシー 5月から岡山市

城東台・草ケ部地区で試験運行へ デマンドタクシー 5月から岡山市
デマンドタクシーの試験運行を決めた市地域公共交通会議
デマンドタクシーの試験運行を決めた市地域公共交通会議
 岡山市と市民、有識者などでつくる「市地域公共交通会議」は18日、東区の城東台・草ケ部地区で5月からデマンド(予約型乗り合い)タクシーを試験運行することを決めた。生活交通の不便解消が狙いで、1年間走らせて便数やコースを検証。2021年度の本格導入を目指す。

 計画ではJR上道駅周辺から城東台地区を結ぶコースと、草ケ部地区まで結ぶコースを設ける。城東台地区内の住宅地に24カ所、草ケ部地区には2カ所の停留所を設ける。他に同駅、スーパーなど3カ所に停車する。

 運行は週3日(月、水、金曜)。城東台コースはさらに細かく二つのルートに分けており、1日当たり計4往復(午前9時台~午後5時台)。草ケ部コースは同1往復(午後1時台~2時台)する。機材は10人乗りワゴン車を使う。

 利用者は当日、電話で事前予約する。試験運行中の運賃は、住民でつくる運行主体の「上道駅周辺への生活交通を考える会」が負担。利用者負担はない。収支不足が発生した場合は、市が赤字分を負担する。

 この日、城東台地区で公共交通会議が開かれ、計画を了承した。

 考える会によると、両地区の人口は計約4300人。車を運転できない高齢者が急速に増え、公共交通を求める声が高まっていた。

 考える会の堀田裕子会長(67)は「城東台にはニュータウンがあり、今後、高齢化の加速が予想される。住民の生活の足を確保したい」と話した。

 市内のデマンドタクシーは、18年度に灘崎小迫川分校区が本格導入。19年度は千種など2地区が試験運行し、20年度は城東台・草ケ部を含む3地区で試験運行を予定している。

(2020年03月18日 19時47分 更新)

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