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フィルタリング設定率66.5% スマホ・携帯 県調査、初のダウン

フィルタリング設定率66.5% スマホ・携帯 県調査、初のダウン
 岡山県は、18歳未満の子どもが利用するスマートフォンや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の契約時設定率の調査結果をまとめた。2019年度は66・5%で、調査を始めた15年度以降、初めて前年度を割り込んだ。

 調査は、県内の携帯電話販売店を対象に実施。回答した130店の1月19~25日の18歳未満の契約数は424件で、このうちフィルタリングを設定したのは282件だった。18年度の67・2%に比べると、わずかながらも0・7ポイント減となった。

 フィルタリングを設定しないことに保護者が同意する理由では「自分の子どもは危険性を理解できているので不要」「必要性は感じるが、設定などの操作が不安だ」といった声があったという。

 県によると、SNS(会員制交流サイト)で犯罪被害に遭う18歳未満の件数は増加傾向。全国では08年に792人だったのが、18年は1811人にまで膨らんでおり、約9割はフィルタリングを設定していなかった。

 男女共同参画青少年課は「設定しないことの危険性に対する保護者の認識が不十分。子どもの安全を守るためにフィルタリングは必要で一層の啓発を心掛けたい」としている。

 アンケートは県内の219店に依頼。回答率は59・4%だった。

(2020年03月15日 16時04分 更新)

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