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即席麺、レトルト食品の販売増 スーパーなど、休校で昼食用需要

需要増に対応して設けられた即席麺の売り場=天満屋ハピータウン原尾島店
需要増に対応して設けられた即席麺の売り場=天満屋ハピータウン原尾島店
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岡山県内のスーパーなどで、即席麺やレトルト食品といった手軽に食べられる商品の売れ行きが伸びている。小中高校の臨時休校で子どもの昼食が必要になったり、感染防止で外食を控えたりする動きが広がっているためとみられる。

 総合スーパー・ハピータウンや食品スーパー・ハピーズなどを運営する天満屋ストア(岡山市北区岡町)は、8日までの1週間で、レトルトのパスタソースの売り上げが前年同期比4割増と大幅に増えた。レトルトカレーと即席麺はいずれも3割増、冷凍食品は1割増。担当者は「例年は学校の春休み期間中に動きが出る商品群。子どもが昼食を自宅で取るようになった影響が大きい」とする。

 食品スーパーのハローズ(本部・岡山県早島町早島)でも、政府が全国の小中高校などの休校を要請した2月末から、比較的保存ができる商品を中心に動きが出始めた。即席麺や缶詰、米、ウインナー、冷凍食品がよく売れているという。同社は「休校に加え、外食を控えて自宅で食事をする人が増加している影響もある」とみる。

 生活協同組合おかやまコープ(岡山市北区奉還町)は、前週の宅配の売り上げが前年同期比1割増。店舗では冷凍食品の売り上げが3割増と目立って伸びている。「宅配は食品全般で注文が増えており、中食需要の高まりを感じている」と担当者。

 県南部にドラッグストアなど27店舗を展開する金光薬品(倉敷市鶴形)は、3月に入り即席麺の売れ行きが前年同月の2倍、ペットボトル飲料は5~8割増で推移している。

 各社は「在庫は十分にあるので、不要な買いだめはしないでほしい」と呼び掛けている。

(2020年03月11日 20時47分 更新)

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