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家族と症状訴えた同僚 6人陰性 倉敷の感染男性 濃厚接触34人か

会見する中谷保健福祉部長(中央)ら県の担当者=岡山県庁
会見する中谷保健福祉部長(中央)ら県の担当者=岡山県庁
 高知県で新型コロナウイルスの感染が確認された倉敷市在住の60代男性会社員について、岡山県は7日、同県内で男性と濃厚接触した可能性のある人が34人いるとし、うち妻と子どもの家族4人、症状を訴えていた職場の同僚1人の計6人を検査した結果、いずれも陰性だったと発表した。引き続き倉敷市などと連携して感染源の特定を急ぐ。

 男性は、JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(倉敷市水島川崎通)構内にある関連会社の事務職。2月27日に妻と一緒にマイカーで高知に帰省し、3月1日に発症した。発症までの潜伏期間が最長2週間とされることから、県が2月16日以降の男性の行動歴を確認したところ、職場へはマイカーで通勤しており、宴会への参加やスポーツジムの利用はなく、海外渡航や国内発生地域への訪問もなかった。

 県によると、濃厚接触した可能性があるのは、同居の妻と、別に暮らしている子どもの家族4人、職場の同僚25人、横浜市から会社への出張者4人。同僚25人は6日から出勤を控え、自宅待機しているが、陰性だった1人を除いて症状は出ていないという。

 検査は6、7日に両県内で行われた。

 記者会見した岡山県の中谷祐貴子保健福祉部長は「男性が県内で感染した疑いはあるが、いずれにしても患者が多数いるという状況ではない。症状があったら会社を休むなど、今まで通りの対策に努めてほしい」と述べた。

(2020年03月07日 22時42分 更新)

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