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スーパーなど トイレ紙盗難相次ぐ 店側は注意喚起の貼り紙掲示

貼り紙で利用者に理解を求めたスーパーのトイレ=岡山市南区築港栄町
貼り紙で利用者に理解を求めたスーパーのトイレ=岡山市南区築港栄町
 買い占められて品薄傾向にあるトイレットペーパーを、岡山県内のスーパーやコンビニエンスストアのトイレから持ち去る盗難が相次いでいる。被害に遭った店側は貼り紙で警告したり、トイレットペーパーを置かないという決断をしたりして対抗。「節度ある行動を」と呼び掛けている。

 インターネット上のデマ情報を原因とし、マスクに次いで2月下旬から紙製品など日用品が品薄になると、それに合わせて盗難被害が表面化したという。

 岡山市南区築港栄町のスーパー「ニューこうなん」では2月下旬、店外トイレに常備していた計6ロールのうち、いくつかがなくなっているのを清掃業者が見つけた。何度補充しても短時間でなくなるため「盗難」と判断した。

 一時はトイレの閉鎖も考えたが「備品のお持ち帰りはご遠慮ください」という貼り紙を3日に掲示し、使用を継続している。男性店長(67)は「事を荒らげたくない。身勝手な行動はやめてほしい」と話す。

 被害届を出した店はほとんどないとみられるが、岡山市内のコンビニではトイレットペーパーを置かずにトイレを開放。全国には盗難防止の鎖でトイレットペーパーをつなぐなどの対策を取るところもあるという。

(2020年03月04日 22時33分 更新)

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