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子連れで出勤、有給休暇も 岡山県内の企業 対応急ぐ

 小中高校などで臨時休校が決まったのを受け、岡山県内の企業は28日、従業員が子連れで出勤しやすくしたり、休暇制度を充実したりと対応に動いた。一方、人手を確保できるか不安の声も上がった。

 カジュアル衣料大手のストライプインターナショナル(岡山市)は、3月2日から本社と東京本部に学習スペースを設け、従業員が子連れで出勤できるようにする。他の事務所や店舗でも、子育て中の従業員優先で有給休暇を取らせる。同月末までの限定措置。

 同社は「安全確保を最優先した。状況を見ながら期間の延長や内容の見直しを随時検討していく」とする。

 電子部品製造の岡山村田製作所(瀬戸内市)は、子どもの通学先が休校になった場合、法定の年次有給休暇のほかに3日間、特別有給休暇の取得を認めることを決定。天満屋(岡山市)も、確定した勤務シフトの変更を3月は例外として認める通知を出した。

 ただ、休む従業員が増えれば人手が不足しかねない。自動車部品製造の丸五ゴム工業(倉敷市)は、女性の比率が多い部署もあり「出勤できない人が増えると大変」と各家庭の状況を調査中。サプライチェーン(部品の調達・供給網)で取引先とつながるだけに、「他社の操業に支障が出れば、自社にも影響が及ぶ」と気をもんでいる。

(2020年02月28日 23時09分 更新)

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