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せのお病院など再編・統合対象外 岡山市説明 「回復期病床」転換で

岡山市役所
岡山市役所
 2月定例岡山市議会は27日、本会議を再開。代表質問に入り、難波満津留氏(自民党)と中原淑子氏(公明党)が市政全般をただした。市は、昨年9月に国が再編・統合の検討が必要として公表した公立・公的病院について、該当したせのお病院(南区妹尾)と福渡病院(北区建部町福渡)が対象外になったと明らかにした。

 難波氏が「両病院の職員や患者ら地域の人が心配している」として対応をただした。福井貴弘保健福祉局長は、両病院とも主な病床機能について、重症患者を扱う「急性期病床」からリハビリなどを行う「回復期病床」に転換していることを理由に「再編議論の対象から外れることになった」と答弁した。

 再編・統合は、看護師を手厚く配置し医療費がかかる「高度急性期」や「急性期」のベッド数が多い一方、高齢者のニーズが高い「回復期」向けが不足していることから検討。厚生労働省が2017年度の診療実績などのデータから全国424病院を公表していた(一部修正し現在440病院)。

 市によると、せのお病院は18年度までに急性期病床60床全てを回復期に転換済み。福渡病院は52床のうち大半を回復期として活用していると昨年10月に国に報告。いずれも再編・統合の基準に該当しなくなったという。

 福井局長は「両病院は各地域の回復期を担う重要な病院。今後とも必要な医療を提供できる体制を維持していきたい」と答えた。

(2020年02月27日 19時58分 更新)

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