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卒業前に伝統「きざはしの式」 今春、共学化の山陽女子中・高で

在校生に向かって階段を下りる中高3年生
在校生に向かって階段を下りる中高3年生
 山陽女子中・高(岡山市中区門田屋敷)で27日、100年以上続く卒業前の伝統行事「きざはしの式」が行われた。4月から男女共学となることから、女子校としては最後の卒業生が後輩に思いを託した。

 きざはしは階段を意味し、階下で待つ在校生に向かって中高3年生が階段を下り、最上級生の立場を譲る。式は校舎玄関ホールで行われ、全校生徒約650人が出席した。

 高校3年木村舞香さん(17)が「女子校最後の年の最上級生として過ごせたことを誇らしく思う。活気あふれる学びやにしてほしい」と述べ、高校2年小田奈美さん(17)が「挑戦し続ける姿勢を先輩から学んだ。変わっていく学校を見守って」と返した。

 「きざはしの歌」を合唱する厳かな雰囲気の中、中高3年生が整列して一段ずつ階段を下りた。同2年生は階段を上って伝統や誇り、礼節を受け継ぐ思いを新たにした。

 式は1905(明治38)年に上代(かじろ)淑校長が米マウントホリヨーク大の行事を取り入れたのが始まりとされる。

(2020年02月27日 19時37分 更新)

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