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玉野商工高生が携帯ごみ箱開発 「きれいな街市外に発信へ」

開発した「携帯用ごみ箱」を手にする玉野商工高の生徒
開発した「携帯用ごみ箱」を手にする玉野商工高の生徒
市魚メバルのイラストなどがプリントされた「携帯用ごみ箱」
市魚メバルのイラストなどがプリントされた「携帯用ごみ箱」
 玉野商工高ビジネス情報科3年生が携帯用灰皿にデザインを施し、「ごみ箱」としての活用を提案。生徒たちは「みんなが持ち歩いてごみをなくし、きれいな街を玉野の魅力として市外に発信したい」と話している。

 三宅凜さん(18)、行本凜花さん(18)、板崎美波さん(18)、茅野奈緒さん(18)の4人が地域活性化について考える課題研究の授業で考案した。

 ナイロン製、縦7センチ、横8センチとポケットに入るサイズ。携帯用灰皿と同様にワンタッチでふたを開閉して使用する。デザインは7種類で、白をベースに市魚メバルのイラストや「玉野を愛せよ たまの」「優しい人しかおらんけえ たまの」などのメッセージをプリントしている。

 授業を通して人口減少を市の課題と捉えた4人は、「きれいな街にすれば人が来てくれるのでは」と考えた。三宅さんはボランティアで参加した宇野港周辺の清掃活動で、きれいなイメージだった宇野港にごみがたくさん捨てられていたことに驚いたという。

 特にたばこの吸いがらが目立ったことから、当初は携帯用灰皿を提案した。しかし市環境保全課などで相談する中で、「喫煙者だけでなく広く利用してもらうことが必要」との助言を受け、持ち運びできる携帯用ごみ箱として売り出すことに決めた。

 市内の高校生らが参加して海の環境保全を進めるNPO法人「UNOICHI実行委員会」の「SOSプロジェクト」の一環。昨年10月に参加した直島環境フェスタ(直島町)では1個100円で販売し、15個ほど売れた。4人は3月に卒業するが、「後輩たちにアイデアを引き継いでもらい、将来的には駅や観光案内所などで販売できれば」と話す。

(2020年02月27日 17時56分 更新)

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