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県立校の卒業式 規模縮小し実施へ 時間短縮、出席最小限に

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岡山県教委は26日、県立学校69校(51高、3中、1中等教育学校、14特別支援学校)で実施する卒業式について、規模を縮小し開催時間を短縮すると発表した。来賓の招待を取りやめるほか、在校生の出席も送辞の担当者ら最小限に絞る。

 県教委によると、式への参加は原則、卒業生と保護者、教職員に限り、例年は祝辞を述べる来賓をはじめ、県教委幹部ら外部からの出席は見合わせる。参加者にはマスク着用を要請するとともに、会場入り口にはアルコール消毒液を置く。会場の椅子も間隔を広げて配置するという。

 参加予定の児童生徒や教職員、保護者でも発熱など風邪の症状がある場合は登校しないよう求める。

 式の予行演習や生徒らが企画する「送る会」、OBらによる同窓会行事といった卒業式に関連した行事も中止・縮小する。

 県立学校の卒業式は、3月1日に多くの高校で行われるのを皮切りに中旬にかけて予定。県教委は3月10、11日の県立高一般入試でも新型肺炎による欠席者の追試日(同24日)を設ける救済策を決定しており、「今後も状況を確認しながら、児童生徒を最優先に対応を検討していく」としている。

 県教委によると、卒業式以外の学校行事に関しても、芳泉高が3月4~7日に台湾の姉妹校を訪れて交流する予定を延期したほか、勝山高が6月の修学旅行の行き先をシンガポールから国内に変更するなど影響が出ている。

(2020年02月26日 22時12分 更新)

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