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もしかして脳卒中? 岡山県が番組 専門医が症状や治療法解説

「もしかして脳卒中? 命の危険に陥らないために」の一場面
「もしかして脳卒中? 命の危険に陥らないために」の一場面
 岡山県は脳卒中対策の一環として、疑われる症状や治療法を専門医が解説した広報番組「もしかして脳卒中? 命の危険に陥らないために」(5分)を制作した。

 脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」と、血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」に大別される。番組では、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の阿部康二教授(脳神経内科学)が、しびれやまひが起こる▽ろれつが回らない▽気を失う―といった症状を挙げながら「おかしいと思ったらできるだけ早く病院へ」と呼び掛ける。

 川崎医科大付属病院脳卒中科の八木田佳樹部長は、脳卒中の約7割を占める脳梗塞について、血栓溶解剤などを使って詰まった血管を速やかに再開通させる治療法を説明。「治療を早く始められれば、後遺症が軽くて済む場合が多い」とした。

 脳卒中に代表される脳血管疾患は、長年にわたって日本人の死因の上位を占める一方、「本人や周囲が早めに気付いて治療すれば重篤にはなりにくい」(県医療推進課)ことから、番組を通じて病気への理解を広める狙い。ケーブルテレビのoniビジョン(岡山ネットワーク、岡山市)が制作を手掛けた。今月からユーチューブで公開を始めたほか、県内のケーブルテレビ各局でも3月まで随時放送される。

(2020年02月24日 20時54分 更新)

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