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高校教諭の過労自殺認定、和歌山 持ち帰り残業や部活原因

 和歌山県立高校の男性教諭九堀寛さん=当時(32)=が2009年に自殺したのは、恒常的な持ち帰り残業や部活動による長時間勤務でうつ病を発症したのが原因だとして、地方公務員災害補償基金和歌山県支部審査会が昨年9月に民間の労災に当たる公務災害と認定していたことが分かった。審査会は、仕事との因果関係を否定した同基金和歌山県支部長の公務外決定を取り消す異例の逆転裁決をした。

 審査会は、持ち帰り残業のほか、部活を巡る生徒の保護者からの苦情や教育困難校での生徒指導の難しさなどから強い心理的負荷があったと認めた。深刻化する教員の過重労働に改めて警鐘を鳴らした形だ。

(2020年02月24日 18時03分 更新)

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