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初戦過去最多のファン 勝利後押し 「ファジ、J1へ突っ走って」

スタンドがサポーターでぎっしり埋まる中、プレーするファジアーノ岡山イレブン(赤のユニホーム)=シティライトスタジアム
スタンドがサポーターでぎっしり埋まる中、プレーするファジアーノ岡山イレブン(赤のユニホーム)=シティライトスタジアム
 今年こそJ1へ―。サッカーJ2ファジアーノ岡山が開幕戦で金沢を1―0で下した23日、会場のシティライトスタジアム(岡山市)はホーム初戦としては過去最多となる1万2434人が詰め掛けた。J参入12年目。昇格への期待が年々膨らむ中、懸命の声援でチームの2年ぶり白星発進を後押しした。

 一丸のエールがチームに届いたのは0―0で迎えた攻勢の後半35分。CKからFWイ・ヨンジェが待望の先制点を奪うと地鳴りのような歓声が起こった。そのまま試合終了のホイッスル。ファンらが拍手で選手をたたえ、互いにハイタッチして喜びを分かち合った。

 同市南区の男性(69)は「はらはらしたけど新戦力を含め、みんなよく走り、よく守った。J1へ突っ走ってほしい」と願いを込めた。

 スタンドは昇格を待ち望む思いを表すように、赤いユニホーム姿のサポーターらでぎっしり。好機にはタオルマフラーを一斉にぐるぐる回すなど壮観な光景が広がった。過去2シーズンのホーム初戦は9千人台だっただけに「これだけ入ると応援の一体感と熱量がすごい」と倉敷市の女性(33)は興奮気味だった。

 昨季は22チーム中、9位に終わったものの、クラブ史上最高に並ぶ勝ち点65を獲得。「継続と進化」を掲げる就任2年目の有馬賢二監督がどんなチームづくりを進めたかも注目された。

 サポーター歴10年以上の総社市の女性(28)は「アグレッシブでわくわくするサッカーを見せてほしい」。浅口市立小2年の男の子(8)は「いっぱいゴールを決め、みんなで盛り上がりたい」と話した。

 攻めに攻めてもぎとった1勝。多くの地元ファンを満足させる快勝で今季の幕を開けた。

(2020年02月23日 23時19分 更新)

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