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笠岡で故中村医師の功績披露 アフガン出身の留学生アジミさん

中村さんの功績を子どもたちに語るアジミさん
中村さんの功績を子どもたちに語るアジミさん
 アフガニスタンで昨年12月に銃撃され、73歳で亡くなった非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師中村哲さんの功績を忘れないでおこうと、中村さんと面識のあった同国出身の岡山大留学生アジムラー・アジミさん(40)が23日、笠岡市に招かれた。講演で子どもたちが、人道支援に尽くした中村さんの活動を学んだ。

 アジミさんはアフガニスタン政府の職員で農業分野を担当。2018年9月に広島市で開かれた中村さんの講演会を聴いたのをきっかけに交流を深めた。

 講演ではスライドで一緒に撮影した写真を披露しながら、中村さんが飢えに苦しむ子どもらのために農業用かんがい施設の整備に取り組んだことを説明。「中村さんは多くの命を救ってくれ、アフガニスタンの全国民が誇りに思っている」とたたえ、遺志を継いだ新しいプロジェクトが動き出していることを明かした。

 笠岡市の住民グループが企画し、中高生ら約10人が聴講。金光学園高3年の女子生徒(18)は「中村さんの活動に感銘を受けた。私も困っている人の力になりたい」と話していた。

(2020年02月23日 22時01分 更新)

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