「躍動―ともに未来へ―」をテーマに福山市元町の天満屋福山店で開かれている「第61回福山地方華道連盟展」(福山地方華道連盟、山陽新聞社主催)は24日限り。前期から作品が一新された後期初日の23日も多くの家族連れらでにぎわい、華やかな春の雰囲気に浸っている。
前日閉場後に作品を入れ替え、華道高野山、嵯峨御流、自然佳風、専正池坊、草月流、未生流の6流派が約50点を出品している。
あふれるように生けられたストレチアの長い葉や真っ赤なレナンセラ、春らしく柔らかなコデマリにクジャクの羽根をあしらった専正池坊の作品は、複数重ねたステンレス製の花器に鏡のように花が映り込み、角度によって異なる表情を見せる。
瑠璃色の花器にチューリップや桃色のアンスリウム、白く着色した枝やグリーンのカラーを生けた華道高野山の作品は春の花が咲く水辺を連想させる。細いヒゲナデシコや大きなリュウゼツランの葉を組み合わせ「柔」と「剛」を表現した個性的な作品もある。
同連盟の蔵本千津甫会長(71)は「前期よりもさらに華やかな作品が並んでいる。ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。最終日は午前10時~午後6時。入場料500円。
前日閉場後に作品を入れ替え、華道高野山、嵯峨御流、自然佳風、専正池坊、草月流、未生流の6流派が約50点を出品している。
あふれるように生けられたストレチアの長い葉や真っ赤なレナンセラ、春らしく柔らかなコデマリにクジャクの羽根をあしらった専正池坊の作品は、複数重ねたステンレス製の花器に鏡のように花が映り込み、角度によって異なる表情を見せる。
瑠璃色の花器にチューリップや桃色のアンスリウム、白く着色した枝やグリーンのカラーを生けた華道高野山の作品は春の花が咲く水辺を連想させる。細いヒゲナデシコや大きなリュウゼツランの葉を組み合わせ「柔」と「剛」を表現した個性的な作品もある。
同連盟の蔵本千津甫会長(71)は「前期よりもさらに華やかな作品が並んでいる。ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。最終日は午前10時~午後6時。入場料500円。
(2020年02月23日 20時22分 更新)