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23日の吉備路マラソン中止 新型肺炎拡大受け実行委決定

2万人以上が出場した昨年のそうじゃ吉備路マラソン=2019年2月24日
2万人以上が出場した昨年のそうじゃ吉備路マラソン=2019年2月24日
 総社市を発着点に行われる「2020そうじゃ吉備路マラソン」の実行委(岡山陸上競技協会、岡山県、総社市、同市教委、山陽新聞社で構成)は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、23日に予定していた大会の中止を決めた。

 会見した大会長の片岡聡一市長は「感染の広がりが速く、国民的不安が高まった」とした上で「開催に向け最大限頑張ってきたが、市民の不安を払しょくすることができず、苦渋の決断だ」と述べた。19日には片岡市長が、ランナーやスタッフ全員へのマスク配布、消毒液の配置など「最大の防御体制を取って開催する」と発表したが、その後、市には感染への懸念から中止を求める電話が相次いでいたという。

 参加費は規約に基づき返金せず、参加賞は全員に届ける。

 大会はフル、ハーフマラソンなど計7種目に43都道府県から2万1376人がエントリーし、ボランティアや運営スタッフ計2600人が参加予定だった。09年にスタートして今回が12回目で、中止は初めて。

 マラソン大会を取りやめる動きは全国で広がっており、23日に開催予定だった「世界遺産姫路城マラソン」(兵庫県姫路市)、「いわきサンシャインマラソン」(福島県いわき市)なども中止が決まっている。

(2020年02月21日 21時05分 更新)

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