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「上下ひなまつり」合わせ新商品 かき揚げ丼やパン 22日から販売

ほどよい辛みが特徴の「上下しょうがかき揚げ丼」
ほどよい辛みが特徴の「上下しょうがかき揚げ丼」
「上下野草そると」を使ったコッペパン(左)とあんバターパン
「上下野草そると」を使ったコッペパン(左)とあんバターパン
 府中市上下町の上下商店街一帯で22日に始まる「天領上下ひなまつり」(3月22日まで)に合わせ、新商品のかき揚げ丼やパンを住民が開発した。それぞれ地元産のショウガや、スギナやオオバコなどで作った調味料「上下野草そると」を使った一品。まつりで販売し上下の一大イベントににぎわいを添える。

 料理が趣味の水上寿さん(73)=上下町=は、高原生姜(しょうが)を使った「上下しょうがかき揚げ丼」を作った。千切りのショウガをしょうゆベースの秘伝のたれに1日漬け込んでかき揚げにし、無農薬で栽培した自家製の水菜や春菊を添えてご飯にのせた。甘さと辛さが絶妙なバランスになるよう切り方にこだわったといい、「ショウガで体をぽかぽか温め、まつりを楽しんでほしい」と話す。

 JR上下駅構内にある上下まんまる屋で期間中、午前11時から午後3時ごろまで提供する。汁物と小鉢、漬物がついて770円。

 11年前からまつりで新作パンを披露している片野製パン所(上下町上下)は、上下町商工会女性部が昨年商品化した「上下野草そると」を使ったあんバターパンとコッペパンを作った。野草の風味を引き立たせるため、卵は使わず、砂糖も少なめに。野草そるとを作るときに出る搾りかすも生地に混ぜ込み、ほのかな緑に色付けした。グラニュー糖と北海道産小豆で自然な甘さにしたあんとの相性は抜群で、片野富士子工場長(82)は「今までで3本の指に入る自信作。どこにもまねできないものができた」と胸を張る。

 商店街にある国の登録有形文化財「旧片野製パン所」前で土日を中心に50個を販売する。3月3、4の両日は150個用意する。各200円。

 イベントは住民らでつくる実行委が主催。民家や商店約80カ所に、江戸時代に作られた「享保びな」や豪華な御殿飾りなどのひな人形約5千体を展示する。問い合わせは実行委事務局の市上下歴史文化資料館(0847ー62ー3999)。

(2020年02月20日 20時29分 更新)

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