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タケノコ産地 真備で出荷始まる 春の味覚、県内外に

今シーズンの出荷が始まった倉敷市真備町地区のタケノコ=JA岡山西真備西支店の選果場
今シーズンの出荷が始まった倉敷市真備町地区のタケノコ=JA岡山西真備西支店の選果場
 岡山県内最大の産地・倉敷市真備町地区で20日、タケノコの出荷が始まった。5月上旬まで特産の春の味覚を県内外に届ける。

 真備筍(たけのこ)生産組合の中塚誠生(しげお)副組合長(68)の竹林(同町有井)では、午前10時ごろから中塚さんが、足の裏の感覚を頼りに土に隠れたタケノコを探し、刃の長い専用のくわで丁寧に掘り出した。2018年の西日本豪雨で自宅が全壊したため、同町外の移住先から約30分かけて竹林に通い、間伐や施肥などを続けてきたという。

 JA岡山西真備西支店の選果場(同所)には、朝採れのタケノコ(10~20センチ)が次々に持ち込まれ、同支店の職員が重さを量った後、2キロずつ箱詰めした。初日の出荷量は約30キロと例年並みで、同支店は「被災した農家の復旧は進んでいる。ここ5年ほど出荷量は好調に推移しているだけに、今年も豊作を期待したい」としている。

 国の統計によると、18年の県内のタケノコ生産量は186トン。このうち7割が真備産で、学校給食や県内のスーパー向けのほか、東京の高級飲食店向けにも販売されている。

(2020年02月20日 20時08分 更新)

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