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海保巡視船「みやこ」引き渡し 三井E&S造船

海上保安庁に引き渡された巡視船「みやこ」
海上保安庁に引き渡された巡視船「みやこ」
 三井E&S造船(東京)は20日、玉野艦船工場(玉野市玉)で建造した海上保安庁の巡視船「みやこ」を引き渡した。同社が手掛けた巡視船の中では最も大きく、建造費は約144億円。

 全長約120メートル、約3500総トン。停船命令を中国、朝鮮、ロシア語などで出せる電子表示板やスピーカー、放水銃、機関砲を備える。速力25ノット以上。定員42人。

 沖縄県・尖閣諸島周辺で続く中国公船の領海侵入などに対応するため、2018年2月から建造していた。配属先は中城(なかぐすく)海上保安部(同県沖縄市)。

 この日は同工場で引き渡し式があり、乗組員の海上保安官ら約60人が出席した。

 同社は商船を主力とするが、世界的な生産過剰で価格が低迷している。技術力や建造実績の強みを生かし、巡視船や自衛艦といった官公庁船の受注にも力を入れている。

(2020年02月20日 19時26分 更新)

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