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AI、IoTなど活用向け研究会 岡山市が岡山大などと連携

市政への先端技術の活用を考える研究会の初会合=13日、市役所
市政への先端技術の活用を考える研究会の初会合=13日、市役所
 岡山市は岡山大などと連携し、先端の情報技術を市政に活用するための研究会を立ち上げた。あらゆる機器を通信でつなぐ「モノのインターネット(IoT)」や人工知能(AI)、ロボットなどを交通や医療、農業分野など各種施策に生かす方法を議論する。

 会の名称は「ソサエティー5・0社会実装研究会」。市と包括連携協定を結んでいる岡山大などと連携し、市職員や大学の研究者、市民を対象にした勉強会を今秋までに5、6回程度開く。中国学園大の杉山慎策副学長が調整役を務める。

 13日の初会合では、岡山大大学院の野上保之教授(情報セキュリティー)が約60人を前に講演。市中心部で展開する貸自転車「ももちゃり」にスマートフォンでのキャッシュレス決済を導入し、そこで得られるデータから利用者の動きをAIで分析して観光施策などに生かすことを提案した。用水路への転落事故情報もAIで分析し、対策に役立てるアイデアを披露した。

 ソサエティー5・0は狩猟、農耕、工業、情報社会に続く新しい社会の概念。革新的なデジタル技術で高齢化や過疎化対策に結びつける社会を目指す。

 市政策企画課は「市民生活の向上に役立てる方策を探るとともに、大学での研究や企業活動への応用を盛り上げるきっかけにしたい」としている。

(2020年02月20日 13時32分 更新)

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