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美作・武蔵神社で竹刀感謝祭 500本を供養 剣士たち精進誓う

傷んだ竹刀を火にくべる参列者
傷んだ竹刀を火にくべる参列者
 剣豪宮本武蔵をまつる武蔵神社(美作市宮本)で冬に行っている竹刀感謝祭が16日行われた。傷んだ竹刀を焼いて供養し、剣士たちが稽古への精進を誓う行事。5回目を迎えた今年はこれまでで最多の約500本を焼き上げた。

 愛着があって使えなくなった竹刀を捨てにくいとの声を受け、2016年から開いている。年間約100~約200本が寄せられていたが、取り組みが口コミで広がり、今回は一気に約500本に増えた。

 奉賛会員や剣道教室生ら約50人が参列。神事後、平尾正倫会長(67)が火入れした。参列者が竹刀をくべていくとパチパチと音を立てて燃え上がった。東粟倉小4年の男子児童(10)は「竹刀にはいつもありがとうという思いで練習している。素振りを毎日続け、心ももっと鍛えて今年は大会で優勝したい」と話した。

 奉賛会は竹刀の納め場所を境内に常時設置している。処分の費用はかからない。平尾会長は「剣道を愛する人たちのためにも、いつまでも続けていきたい」と話した。

(2020年02月19日 17時31分 更新)

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