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山田方谷ドラマ化を NHKに要望 岡山官民組織 103万人署名添え

NHK放送センターを訪れ、大河ドラマ化に向けた要望書を提出する官民組織の代表ら
NHK放送センターを訪れ、大河ドラマ化に向けた要望書を提出する官民組織の代表ら
 備中松山藩の財政改革に尽力した儒学者・山田方谷(1805~77年)を題材にした大河ドラマ制作を求めている岡山県の官民組織の代表らが18日、東京都渋谷区のNHK放送センターを訪れ、103万7050人分の署名を添えて実現に向けた要望書を提出した。

 伊原木隆太知事や近藤隆則高梁市長、松田久県商工会議所連合会長をはじめ、東京岡山県人会の歴代幹部ら約20人が訪問。知事と、署名運動実行委員会の橋本徹共同代表(みずほフィナンシャルグループ名誉顧問、高梁市出身)がNHK幹部に要望書を手渡した。

 知事は「郷土の偉人を取り上げてほしいと全国から賛同が寄せられた」、橋本さんは「増税ではなく産業振興により藩財政を立て直した方谷の業績は、今後の日本の参考になる」と述べ、ドラマ化を求めた。

 NHKの木田幸紀専務理事放送総局長は「大河ドラマは視聴率を狙っているのではなく、現代の人の胸を打つのは何なのかを考えて制作している。100万人の署名を受け止め、現場のスタッフにも研究させたい」と述べた。

 署名活動は100万人を目標に2012年10月にスタートし、住民団体や企業・団体を通じて集めた。事務局の岡山商工会議所によると、今後も継続するとともにシンポジウムの開催などでドラマ化の機運を高めていくという。

(2020年02月18日 18時52分 更新)

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