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津山市、美作大の公立化含め検討 20年度早期に有識者会議

美作大・短期大学部のキャンパス
美作大・短期大学部のキャンパス
 津山市は17日、公立大設置などを検討する有識者会議を2020年度の早期に立ち上げる方針を明らかにした。同日発表した20年度当初予算案に関連経費54万3千円を計上。私立の美作大(同市北園町)の公立化を含め可能性を探る。

 メンバーは、学識経験者や教育関係者ら6人を想定する。市は、進学や就職で高校卒業後の世代が市外へ転出するのを防ごうと、新設を軸に公立大開設の可能性を17年度に調査。高校生らが希望する学部を調べたり、経済効果を試算したりし、検討を続けていた。

 学校法人・美作学園によると、美作大側は18年に教育、行政、経済関係者でつくる「美作学園の将来を考える会」を設置。津山市立を中心に議論を進めるよう報告を受け、昨年12月の理事会で前向きに検討すると決めた。

 地方の私立大は18歳人口の減少などで経営環境が厳しい。公立化で授業料が下がることで受験生増加が見込まれ、09年の高知工科大を皮切りに19年までに10校が移行している。

 谷口圭三市長は「地域の人材育成や拠点性の維持向上、まちづくりの観点から中等・高等教育を議論し、方向性を出したい」と話している。

(2020年02月18日 08時08分 更新)

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