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土屋さん(興陽高2年)が最優秀 高校生デニムドレスコンテスト

最優秀賞に輝いた土屋さん(右)とデザインしたデニムドレス
最優秀賞に輝いた土屋さん(右)とデザインしたデニムドレス
優秀賞の平沼さん
優秀賞の平沼さん
企業賞の安田さん
企業賞の安田さん
 高校生が地域特産のデニムを使ってドレスをデザインする初開催のコンテストの表彰式が15日、ルネスホール(岡山市北区内山下)であり、興陽高2年土屋汐莉さん(17)が最優秀賞に輝いた。色の濃淡の変化といった素材の持つ魅力を生かしながら、洗練されたスタイルに仕上げた点が評価された。

 土屋さんのドレスは、ロング丈のスリムなシルエット。左肩を中心に紺から水色まで幅広い色合いのデニム生地を折り重ねて華やかな雰囲気を演出した。スカート部分には、デニム生地から抜き出した縦糸を大量にちりばめた。脚の右側にあしらったデニムの花もアクセントとしている。

 審査では、スカートにちりばめた糸がダメージジーンズの糸のほつれをほうふつとさせる点や、生地の濃淡を生かしたことなどが、デニムの可能性を引き出していると評価された。

 表彰式は、土屋さんのデザイン画を基に実際に作られたドレスが披露された。モデルが身に着けてステージ上をウオーキングしてポーズを決めると、来場者の目がくぎ付けになっていた。

 土屋さんは「細部の工夫を評価してもらいうれしい。デザイン画の通りにドレスを作っていただいたことも光栄で感動した」と話した。

 コンテストには県内外の8高校から212人が応募。2位の優秀賞に総社高3年平沼智菜さん(18)、3位に当たる企業賞は興陽高3年安田百花さん(18)が選ばれたほか、15人が特別デザイン画賞に入賞した。

 平沼さんの作品はスカート部分に葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」を配置するなど、和の雰囲気を大胆に取り入れた。安田さんは、スカートがふんわり広がったロココ調のドレスを考え、アクセントにダメージデニムをあしらった。

 コンテストは、中国デザイン専門学校(同船頭町)が高校生の服飾デザインへの関心を高め、地域のデニム産業発展に貢献することも狙いに初めて開催した。来年度以降、継続開催を予定している。

(2020年02月17日 18時20分 更新)

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