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西大寺会陽、令和初の福男に2組 行地グループは初の獲得

行地グループの(左から)行地さん、松浦さん、小林さん
行地グループの(左から)行地さん、松浦さん、小林さん
寺坂グループの(左から)牧野好洋さん、匡洋さん、旭洋さん
寺坂グループの(左から)牧野好洋さん、匡洋さん、旭洋さん
 西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で15日夜、繰り広げられた西大寺会陽で、会社員の松浦宜徳さん(36)=岡山市東区=ら14人の行地グループと、自営業の牧野匡洋さん(37)=同=ら11人の寺坂グループが、約1万人(主催者発表)による宝木(しんぎ)の争奪戦を制し、令和初の福男になった。

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 行地グループは10回目の出場で初の獲得。福男常連グループの練習に参加し、奪い合いのこつを学んだという。この日は大床の下で待ち構えた松浦さんが宝木をもぎ取り、そのまま群衆をかき分けて場外へ運んだ。「宝木をつかんだ瞬間、喜びを感じるより先に、無事に運び出せるのかと胸がどきどきした」と振り返る。

 悲願の福男に他のメンバーも喜びをにじませ、会社員の小林正幸さん(34)=同=は「令和初という称号が何よりうれしい」、同じく会社員の行地祥晃さん(34)=同=は「支えてくれた家族に感謝したい」と語った。

 寺坂グループは2年連続10回目の福男。牧野匡洋さんは、いずれも弟で自営業の好洋さん(35)=同市北区、旭洋さん(33)=同市南区=と挑んだ。匡洋さんが大床で宝木を手にすると、股の下を通しながら好洋さん、旭洋さんと息の合ったリレーで宝木を守った。

 匡洋さんらは10代の頃から寺坂グループで争奪戦に出場しているが、「兄弟で取ることができたのは初めて。めちゃくちゃうれしい」と好洋さん。匡洋さんと旭洋さんは「実りのある1年になりそう。この幸せをみんなで分け合いたい」と笑顔を見せた。

(2020年02月16日 19時07分 更新)

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