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西大寺観音院で会陽前夜祭 「五福餅まき」に女性熱気

五福餅に手を伸ばす女性たち
五福餅に手を伸ばす女性たち
 国指定重要無形民俗文化財・西大寺会陽の前夜祭「会陽宵祭り」が14日夜、西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で開かれた。福女を決める女性限定の福引会陽「五福餅まき」があり、熱気であふれた。

 境内には福を授かろうと約600人の女性が集まった。午後6時半、大床前に設けられたやぐらから、坪井綾広住職(43)ら約10人が「五福ちょうだーい」の掛け声とともに、抽選番号付きの紅白餅約2千個を投下した。参加者は「こっち、こっち」と大きな声を上げ、懸命に腕を伸ばしてつかみ取った。

 当たり餅をつかんだ10人で福引を行い、福女2人を決定。福を授かった玉野市のパート大野恭子さん(55)は「福を家族みんなで分け合いたい」、岡山瀬戸高等支援学校2年仁科妃未香さん(17)は「希望する進路に進めるかな」とほほ笑んだ。

 ドラムや木魚のリズムに乗せて般若心経を唱える僧侶らのバンド演奏、タップダンスグループによるパフォーマンスもあった。宵祭りは、かつて会陽前の3日間行われた前哨戦「地押し」のにぎわいを復活させようと開催し、5回目。

 西大寺会陽は、15日午後3時20分の少年はだか祭りでスタートし、同10時に宝木が投下される。

(2020年02月14日 21時58分 更新)

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